一般的にヤミ金と言われる業者は、貸金業登録をしておらず、違法な高金利(※金利表参照)で金員を貸し付ける業者です。そのため、利息を払い続けるだけでなかなか元金が減らないという状況に陥ります。また、こういった業者は取り立てが厳しく、自宅や会社に押しかけたり、電話や電報などでしつこく連絡をしてくるケースが多いです。そういう場合は、最寄りの警察署(交番ではなく)の生活安全課に相談してください。
架空請求に対しては、とにかく「無視」をするということです。架空請求を行う業者は、あなたが少しでも支払う意思や弱い態度を見せるとそこにつけ込み、「自宅や職場に取り立てに行く」と脅して支払わせます。電話などには出ないようにし、出てしまった場合には、「架空請求だから支払う意思はない」と毅然とした態度でいてください。「自宅に行くぞ」などと言われた時には、「警察を呼んで待っています」など強気な態度でいてください。また、本当に自宅や職場に取り立てに来た場合には、110番しましょう。注意すべき点は、裁判所からの書類が届いた時です。いくら架空請求であっても裁判所へ支払督促や貸金請求などの手続きをとることは可能です。そういった裁判所からの書類まで無視してしまいますと、すべて認めたことになってしまい、それをもとに給料の差押えや不動産の競売といった執行手続きを取られてしまいますので注意しましょう。